エアーポンプは水槽の中の飼育水の中に空気を送り込む為に使用する機械です。
スポンジフィルターやエアーストーン、底面フィルター、投げ込みフィルター等に接続して使用します。
その為、アクアリウムを行っていていると1番使用することが多いと思います。
今回はエアーポンプの特徴やメリット、デメリットについて分かりやすく説明していきたいと思います。
Contents
エアーポンプの特徴について
アクアリウムショップに行くと必ず、売っているのがエアーポンプだと思います。
エアーポンプは吐出量(空気を出せる量)が少なく、小型のものが多いです。
基本的には吐出口も1つの物が多いです。
接続するろ過器が底面フィルターやスポンジフィルターで少し変わってきますが、基本的には水槽1本から2本程度にエアーポンプ1個のことが多いです。
エアーポンプは様々な水槽の規格に合わせて商品によって適合水槽のサイズや最大吐出量が違います。
その為、エアーポンプ購入時は商品に記載されている適合水槽サイズや最大吐出量、最大デシベルを目安に選ぶのがお勧めです。
エアーポンプの稼働音について
音には空気の振動によって伝わる空気伝搬音と、固体を通じて伝わる固体伝搬音の大きく2つあります。
エアーポンプの場合、空気を吸入する音や駆動する音が空気伝搬音として聞こえてきます。
エアーポンプ本体と地面等の接触箇所を通じて伝わる振動音が固体伝搬音となります。
この2つがエアーポンプの駆動音が五月蠅く感じる大きな原因になっております。
現在では様々なメーカーが工夫をしてなるべく駆動音が五月蠅くないようにエアーポンプを作成してくれています。
以前はリビングや寝室にも水槽を置いており私自身稼働音に悩み様々な商品を実際に使用していたため、今後、駆動音の比較や商品レビューの記事も書かせて頂きたいと思います。
エアーポンプとろ過器の適切な距離について
水槽内に空気を送るにあたって使用するシリコンチューブの長さが1メートルと5メートルではそこまで空気の送られる量は変わらないのでシリコンチューブの長さはそこまで気にする必要はないと思っています。
チューブの長さよりどちらかと言いますと、シリコンチューブの長さよりシリコンチューブの劣化がないか定期的に確認するのが安心だと思います。
シリコンチューブはどうしても日光や紫外線に当たるような環境や1年~数年使用していると弾力性がなくなり硬くなります。
硬くなっているシリコンチューブに空気が流れ続けるところで何かの拍子にチューブに亀裂や穴が開く可能性があるため、定期的に交換するとより安全です。
エアーポンプのメリット
水槽の本数が少ない場合、エアー量が調整しやすい。
水槽の本数が少ない場合、エアーポンプですと、現在様々な吐出量のエアーポンプが販売されています。
その為、水槽の本数やろ過器の数に合わせてエアーポンプを選びやすいです。
水槽の本数やろ過器の数に合わせてエアーポンプを選ぶことでエアー量を調整しやすいです。
基本的にどの商品も水槽のサイズや最大吐出量を記載してくれているため、ダイヤルがない商品の場合は最大吐出量内で使用できるものがいいと思います。
ダイヤル等がついていてエアー量が調整できるものの場合は自分の環境に合わせ、最大性能の7~8割くらいで使える商品を選ぶと駆動音はそこまで五月蠅くないです。
どうしてもダイヤルがついているものを最大吐出量で使用すると駆動音は大きくなってしまいます。
エアーポンプのデメリット
駆動音がする。
どうしてもお店で聞いたことがあるブブブブーという駆動音がしてしまいます。
対策として空気伝搬音は商品によって変わるので対策しにくいですが、固体伝搬音は対策することができます。
地面と接して音が出るため、下に振動を軽減させるようゴム板等吸収してくれる物を置いたり、地面と接しないようにS字フックやひもで吊り下げたりすると少し軽減できます。
まとめ
簡単に今回の記事をまとめます。
・吐出口、水槽のサイズ、最大吐出量を購入時に確認する。
・エアーポンプ駆動音には空気伝搬音、固体伝搬音がある。
・エアーポンプの距離はそこまでエアー量には関係ない。
・メリットはエアーポンプは様々な商品があるため水槽に合わせて商品を選ぶことができる。
・デメリットは駆動音が気になるものもある。
エアーポンプを使用することで、水槽内に空気を送ることができ、硝化作用が活性化されたり、生体も飼育水の中に溶ける溶存酸素量が安定しており、元気よくなります。
是非、エアーポンプの導入もご検討ください。
最後まで読んでくださりありがとうございました。