アクアリウムの基礎

蛍光灯(水槽用ライト)のLED化について分かりやすく解説します。

現在、蛍光灯を使用していて蛍光管が切れてそろそろLED化したいなという方もいるかもしれません。

今回は既存のグロー点灯管式(スターター、グロースターター)と言われている蛍光灯(水槽用ライト)のLED化について説明させて頂きます。

Contents

蛍光灯(水槽用ライト)をLED化する際の注意点

水槽用ライトによく使用されている既存のグロー点灯管式(スターター、グロースターター)と言われている蛍光灯の蛍光管をLED化する方法となります。

自分の蛍光灯(水槽用ライト)が何式かわからない方は蛍光管に(FL)と書いてあったり、グロー球がついているものが対象なので確認してみてください。

今回の方法は安定器と蛍光管(グロー球)を回路から外さないで、交換する方法なので、とても簡単です。

その為、2つほど注意点があります。

1つ目は安定器と蛍光管(グロー球)を回路から外さないで交換する為、電気代は大幅には安くならない可能性があります。

理由としては蛍光管からLEDに変更しても安定器と蛍光管(グロー球)を回路から外さないで使用するため、安定器分の電気代は消費してしまいます。

2つ目は安定器や照明器具本体にも寿命があることです。

一般的に安定器の耐用年数は10年と言われている為、知らない間に劣化している可能性があります。

又、照明器具本体の耐用年数も10年~15年と言われている為注意が必要です。

一般に使用されている照明器具から実際に発火や発煙等も起こっています。

10年以上使用されていて、安定器から異常振動や異音、異臭、発熱がある場合は安全の為に使用しない方がいいです。

一般に使用されている環境よりも湿度も高く、飼育水等の跳ね返り等で濡れて錆びたり、安定器や配線を痛めている可能性もあるのでより注意が必要だと思います。

実際に行う際は自己責任でお願いします。

蛍光灯(水槽用ライト)をLED化のやり方について

 

LED化自体のやり方は簡単です。

既存の画像のようなグロー点灯管式(スターター、グロースターター)のグロー管を外して上のリンクのLEDを取り付けるだけです。

商品型番はGT-RGD-10W58CWGPです。

私は2灯でレッドビーシュリンプ等の水槽に使用していましたが、ウィローモスも新芽が出ていました。

 

アグラオネマ等の観葉植物には上記のライトだけで使用していました。
始めの頃は白色のライトも使用していましたが、光が強すぎるためか葉焼けをしてしまったからです。

まとめ

簡単に今回の記事のポイントをまとめます。

・LED化する前に耐用年数の確認や異常振動や異音、異臭、発熱がないか確認してください。

グロー点灯管式(スターター、グロースターター)を交換する際はグロー球を外してつけるようにしてください。

まだ、使えそうな蛍光灯(水槽用ライト)は蛍光管が終盤になってしまってもLED化することで再利用することができます。

LED化する前に発火や発煙の恐れがあるので、安全の為にもに耐用年数の確認や異常振動や異音、異臭、発熱がないか確認してください。

最後まで見てくださりありがとうございました。

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XYL1SH
アクアリウムという趣味がもっと気軽に出来て繁殖の面白さを知ることができたら楽しいのではないかと思い、記事を書き始めました。 私が培ってきた経験や知識を元に書いているので意見の食い違い等もあるかもしれませんが、暖かい目で見て頂けたらなと思います。 又、日々、生体を繁殖させている中で今よりもっといい方法を見つけた場合は記事内容に斜線をひいて変化していくと思いますが、ご了承ください。 実際に繁殖させている生体はyou tubeやInstagramに載せている為、お時間がありましたら参考にしてください。