小型水槽30cmキューブ水槽に現在10本ほど、外部フィルターを使用しています。
気軽に水草と生体を楽しめるので小型水槽にはお勧めです。
今回はエーハイムの外部フィルターの中でもエーハイムアクアコンパクト2004、2005について説明させて頂きたいと思います。
Contents
エーハイムアクアコンパクト2004、2005の特徴について
エーハイムアクアコンパクトは円柱になっており、水がろ材コンテナの下から上へと1方向へ流れるようになっています。
エーハイムクラシックフィルターはサイズは違いますが、全て1方向へ流れる1Way方式になっています。
その為、下から上に一直線に通水するため余計な配管がなく、ほぼすべての水がろ過材を通過することができます。
ほぼ全ての水がろ材を通過することでより効果的な生物ろ過が行うことができるように設計されているなと感じます。
エーハイムアクアコンパクト自体の特徴としてはエーハイム2213のようによび水がいらず、水槽に水を張って設置し、コンセントを差すだけで使えるのが大きな特徴だと思います。
又、流量調整ダイヤルがついており、画像のようにダイヤルで流量を調整できるのも大きな特徴だと思います。
どちらも最大適合水槽サイズや外部フィルターに使用されているモーター自体の性能は同じです。
気になると思われる動作音ですが、ほとんどしません。
体感ですが、エーハイムクラシック2213やエアーポンプより静かだと思います。
リビングに設置したこともありますが、家族からの苦情もありませんでした。
水面と水の吐出口の高低差があると水の音はしやすいと思います。
エーハイムアクアコンパクト2004、2005の違いについて
簡単に表にしてみました。
2004 | 2005 | |
濾過槽容量 | 約1ℓ | 約1.5ℓ |
ろ材容量 | 約0.8ℓ | 約1.3ℓ |
サイズ | 約φ128×(H)191mm | 約φ128×(H)241mm |
水槽の高さ | 最低25cm以上 | 水槽高さ29cm以上 |
水位の高低差 | 水位の高低差最大100cm | 水位の高低差最大100cm |
エーハイムアクアコンパクト2004、2005を使用する際の注意点
設置場所について
先ほどの項目でも書かせて頂きましたが、真横に置く場合はエーハイムアクアコンパクト2004では水槽の高さが25cm以上必要となってきます。
エーハイムアクアコンパクト2005に関しては水槽の高さが29cm以上必要となってくるので注意が必要です。
水槽の真横に置くのではなく、水槽台の下等にエーハイムアクアコンパクト2004、2005を設置する場合は水位の高低差が100cm以内でしたら、問題なく設置できます。
よび水について
エーハイムアクアコンパクト2004、2005はコンセントを差すだけで自動で外部フィルター内に飼育水が入るため、よび水が不要です。
よび水機能がついてないエーハイムクラシック2213等の外部フィルターは外部フィルターの内部に飼育水を誘導する必要があります。
エーハイムアクアコンパクト2004、2005はコンセントを差すと自動で行ってくれるため、コンセントを差す時は水槽内にしっかりと水を張ってから差すようにしてください。
水槽内に水を張らないでコンセントを差すと空転してしまい、故障の原因となってしまいます。
自動でよび水を行ってくれるため、忘れがちですが、外部フィルター内に水が入ると水槽内の水位が減るので、足し水をするのを忘れないようにしましょう。
フィルターパッドについて
水槽内のポンプについて
画像のように水槽内にポンプとストレーナーを入れるとガラスの厚さによっては斜めに隙間ができると思います。
あまりないとは思いますが、サイズが小さい生体によってはこの隙間に入り込んで抜けられなくなる個体も出てくると思います。
水槽の厚さによって変わってくると思いますが、ガラス水槽を挟んでいるポンプのクリップの所に1mm~2mmの隙間ができるので、アクリルの板等を挟んであげると綺麗にまっすぐポンプが水槽内に入るので試してみてください。
まとめ
簡単に今回の記事のポイントをまとめます。
・自動で呼び水を行ってくれるため、取り付けや設置に関しては簡単です。
・流量調整ダイアルもついている為、水流等も調整しやすいです。
・使用する際はろ材の容量や水槽の高さの違いがあるので、注意しましょう。
初心者で始めたばかりでまだ大きい水槽はちょっと抵抗がある方やアクアリウム中級者~上級者になってきて繁殖する際のピン掛け等を行いたいという要望にもお応えできる外部フィルターかなと思います。
最後まで見てくださりありがとうございました。