水槽台のキャビネットに全て収納することができたら問題ないかもしれませんが、水槽がどんどん増えるにつれて2段や3段で水槽を置きたくなってくると思います。
2段、3段にするのにあたって外部フィルターは必然的に外のスペースに置かざるを得ないという状況になるかと思います。
私自身はそこまで気になりませんでしたが、昔自宅の寝室やリビングに水槽を置いていた際に家族からモーター音の騒音に対する苦情を言われることが多々ありました。
今回は実際に行っているエーハイム2213の静音化についてわかりやすく説明させて頂きたいと思います。
今回の方法はエーハイムクラシックでしたらほとんどの型番に応用が利くと思います。
実際に行っていて6年程問題なく経過していますが、静音化に関しては保証が利かなくなるため、自己責任でお願いいたします。
実際に作業にかかる時間は1個30分程度です。
Contents
静音化の方法について。
まず、図のフックの部分を外し、フィルターケースとモーター部分をわけます。
今回静音化に使用する部分はモーターヘッドの部分なので、モーターヘッドの部分を手元に置いてください。
モーターヘッド部分だけになりましたら、フックの横に小さい爪が4箇所あると思います。
そちらを画像のようにマイナスドライバーで4箇所外していきます。
爪を折らないように優しくマイナスドライバーで外すようにしてください。
外れると画像のようにエーハイム2213のモーターヘッドが露出すると思います。
外れたモーターヘッドを見て頂けると分かりやすいと思いますが、中は空洞なのでそれが原因で振動して騒音に繋がっているかと思います。
以前、油粘土や新聞紙等色々試しました。
新聞紙ですとしっかりと密閉するのが難しく、油粘土ですとじわじわ油で熱に柔らかくなり隙間から少しベトベトしたものがでてきました。
一番良かったのが、エアコン用のパテでした。
エアコンのパテの外部フィルターは6年間使用して問題ないので今回紹介させて頂きます。
エアコンのパテをエーハイム2213の隙間に入れていきます。
エアコンのパテを詰めていくと画像のようになると思います。
ここでポイントなのが、あまりエアコンのパテを盛りすぎるとモーターヘッドの外した蓋が閉まらなくなるので、画像のように円錐になるように盛るのがお勧めです。
又、左側の口の部分は飼育水が通水するため、塞がないように気をつけてください。
後は爪を折らないように優しくはめて、戻してあげます。
静音化の後はほぼ、無音になりますので家族からの騒音クレームもなくなると思います。
まとめ
簡単に今回の記事のポイントをまとめます。
・外部フィルターを静音化する際は自己責任。
・モーターヘッドの爪はおらないよう、気をつけて外す。
・モーターヘッドが露出したら、エアコンのパテで隙間を埋める。
・パテを盛るときは蓋が閉まらなくなるので、円錐になるように盛る。
・通水する円の部分は塞がない。
・静音化するとほぼ無音になる。
このような感じです。
リビングや寝室等で外部フィルターを使用していてモーター音に悩んでいる方は是非、お試しください。
最後まで見てくださりありがとうございました。